あなたが所有しているマイホームを売却しても済み続けられるのをご存じですか?
一般的にマイホームを売却する場合、方法として第三者に売却する媒介(仲介)と買取会社に売却する方法しかありません。
家を売ること。すなわち家を手放すのだから、家を出ていく事になる。それが一般的な認識だ。しかし、家を売らなければならない状況になっても。愛着のある家に住み続けたいと願う人は多いと思う。最近、家を売っても引っ越ししなくてもよく、そのまま住み続けることができる住まい方があるという。いったいどんな方法なのでしょうか?
「マンション・リースバック」とは?
一般的に「リースバック」とは、正式には“リース・アンド・リースバック”、つまり賃貸借契約付き売却のことをいいます。
私たちは、昨年(2018年10月)に「マンション・リースバック」というサービスを始めました。どういったサービスか簡単にいうと、持ち家を不動産会社が買い取り、売却した人とはリース契約を締結する。売却してもそのまま済み続けられるというサービスです。住む期間はあらかじめ設定され、月々のリース料(家賃)が発生する。
また、期間に関しては、リース料を払い続ける限り延長もでき、将来的に買戻しも出来ます。このシステムは、共同住宅(マンション)に限らず、一戸建(木造)にも利用できます。
このサービスを始めた経緯について
日本は今、超高齢化社会です。今後もますます高齢者が増え続けていますから、「家はあるけど、今後の生活費に不安がある」というケースも増えていくと思われます。ならばその家を売却して生活資金を得て、売却後もリース料を払う事でそのまま住み続けることができるサービスがあればいいと考えたのです。自動車やコピー機などのリース契約が普及しているので、住宅もリースにする仕組みがあっても良いと考えたのです。